ハラスメント・ハラスメント・・
なんでもかんでもハラスメントと感じてしまう部下・・
それを過剰に主張するのが 「ハラ・ハラ」です。
ハラスメントと言われるのが怖くて、部下を指導出来ない上司・・
「個の侵害」と言われそうで、聞かなきゃいけないことも聞きづらい先生・・
昨今、こういった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
研修後のアンケート結果を見ても、半数の職員さんは
「パワハラと言われるようなことをしないように注意している」(約6割)
「部下、同僚の気持ちを傷つけないように、言い方や態度に注意している 」(約7割)
と、周囲のすごく気を使われている状況が浮かび上がってきました。
「ハラスメントが起こりやすい職場の特徴」で一番にあげられるのが「上司・部下のコミュニケーションがない/少ない」なのに、
余計にコミュニケーションがとりづらくなるという負のスパイラルに陥ってストレスはたまる一方で・・・。
そこで、やはり正しい知識を身に着けるために「ハラスメント研修」は必須だと考えます。
何かのTV番組で、確か罰ゲームで箱の中に生き物か何かが入っていて、
その中に手を入れて触ってみて入っているモノを当てる、というようなものがありました。
得体の知れないものに触れるというのは、見ているだけで気持ち悪さを感じ、
中身が見えている視聴者からは挑戦者の気持ちを代弁すべく大きな歓声がわきあがっていました。
「わからない」「知らない」ということは、怖れや不安というネガティブな感情を生み出します。
まずは、ハラスメントとは何か、ということを理解することが重要です。
受講者の約7割の方は、「研修を通して、ハラスメントに対する意識が高まった」、
また大半の方が「研修を受けて良かった」と言って頂きました。
しかしながら、「どこまでがハラスメントかという基準」は、職場や職種で違うため、
線引きがあいまいで難しさを感じますという声もありました。
中には、こういう声も・・
「自分と相手の考え方や価値観が違うため、それを押し付けるのは違うということを改めて感じた。
私は、たとえパワハラの3要素をみたさなかったとしても相手の体調不良などに自分が関わっていたらそれはパワハラに近いものになると思ったので気をつけようと思った。」
この方のコメントを読んで、しっかりと意図が伝わったことを感じ嬉しく思いました!
ハラスメントは、人間であればだれしも加害者・被害者になる可能性があるという潜在的可能性を持っているものです。
ですが、少なくとも私たちの身近な家庭や職場、社会ではハラスメントが起きないように努力していきましょう!